2007年02月

2007年02月27日

友人のこと

難病であることがわかった友人がいます。

おなじ病気で在宅療養されている利用者さまもいます。

友人には高校卒業以来、数度しかあっていなかったのですが、こないだ、私がリハビリに関っているということで、相談されました。

友人と利用者さまは、遺伝性のある、まれな難病です。
(難病といっても、いわゆる特定疾患の中のものかどうか、を特定しません)

だんだん筋肉が弱っていって、歩けなくなる病気です。食べるのも難しくなります。(嚥下障害)

理学療法士さんや作業療法士さん、はたまた看護師さんで、この病気に遭遇した方が何人いらっしゃるのか?というくらい、まれな病気だそうです。
(もしかしたら、正確な病名を聞いたこともないと思います。)

私は、病院で理学療法をしていたときに偶然、あたりました。


この利用者さんと友人で、3人目です。


利用者さんには、今の能力や環境で、一人で歩くと危険だから、歩くのは私といるときかヘルパーさんといるときだけにしましょう、と(家族はいらっしゃいません)言っています。

「歩くことがひとつの自信につながる。だから、歩く。」

こうおっしゃる利用者さまに、一人で歩くのをやめてもらうように言うまでには、骨折や転倒して一晩中もがかれたこととか、うつになられたこととか、色々ありました。

ですが、
「家にいたい」
この最大の希望をかなえるために、一人で歩くことをいわば禁止させていただいています。

ところが、今、この

禁止

を、友人の場合にはできるのか?
という思いが出てきています。

Drが、家族や知人の手術はしないとか、刑事が被害者が知人の事件の捜査には加わらない、(よくTVでみますよね)という事があるのが、よくわかります。

利用者さまのようになるであろう友人‥

思い出を共有している友人が、同じように私に問いかけたらどうするだろうか‥

そう考えると、普段の私の決断の根拠が、表面的な気がしてならないのです。

ちがうかな‥友人だから、決断を誤らせるのかな‥

そんなことはない、ケアカンファで他の職種の人やDrとも話し合って決定したことだ、と打ち消すのですが、どうしても、自分に近い人(家族や親戚の病気やリハビリには、かえって冷静に接することができましたが)への判断とは、違う判断をしているのではないか‥


そう思えてしまうのです。

icoach at 22:58コメント(3)トラックバック(0) 

2007年02月19日

訪問リハで感じた家族愛

今日、利用者さまのご家族が高熱で倒れてしまいました。

インフルエンザの疑い、とのことです。

その方のおうちには、看護師、ヘルパー、理学療法士である私が訪問させていただいていました。

夫婦そろって働き者で、だんなさんが脳卒中で倒れられて、寝たきりのまま退院後、奥さんがつきっきりで介護されていました。

奥さんは、訪問の間中、こまめに掃除をされていたり、私たちにお土産にといって白菜を裏の畑から山ほど抜いてきてくれたりしていました。

奥さんいわく、「昔の女だから働き者よ」とのことでしたが、それにしても働きすぎのように思っていました。

でもいつも、

「私はいいから。それに、私が悪かったらこの人がどないもならんでしょ。」

と言って、けたけた笑われ、だんなさんは、

「おまえはええから‥」
と、奥さんをお諌めされていました。もっとも奥さんも、ちっとも気にしていませんでしたが。


愛がある夫婦だな〜と思っていました。


高熱がでて、入院する、との主治医(もともとだんなさんの)から連絡をうけ、お見舞いに行った看護師の話によると、
数日の治療により軽快する
とのことですが、だんなさんのこともあるし、数日入院しなさい、と主治医から言われたそうです。

だんなさんも、緊急で入所したところに、当分入所することになりそうです。

お見舞いに行った看護師によると、それを聞いて奥さんは、



「あの人、わたしが頭をなでてやらんと寝れんのよ‥」



と心配されていたそうです‥


それを聞いた時、私は、





「ものすごい形相でにやけていた」





だそうです。f^^;


今週中に、お二人のお見舞いに行くつもりです♪

icoach at 23:26コメント(2)トラックバック(0) 

2007年02月17日

これ、ほしくなりません?


人体模型・医学教材の日本スリービー
って言うHPで見つけたんですけど、

「全身骨格」の中の「理学療法用骨格モデル」っていうのが欲しくなりません?

以前所属していた徒手療法の会で、上肢や下肢だけの、関節が細かく動くモデルで7.8万円っていうのがあって、欲しいな〜と思いながらも、高いのであきらめていました。。これも高いか。。><

物忘れがひどいので、半年に一回くらい記憶を呼び覚ますために、解剖や生理、運動学の勉強をしています。


自分で自分をほめてあげたいf^^v


特に解剖は、利用者様が
「ここが痛い」
といわれたときに、そこが何か、その下にはなにがあるのか、がわからないと困りますので、意識して覚えているつもりですけど‥

部位(体の場所)のほかにも考えないといけないことはありますが‥
とにかく骨指標の名前とか、筋肉の名前とかを忘れるんです。。

学生のころよりは、利用者さまに当てはめて考えるので、かなり覚えやすいんですけど‥

立体的に理解するというか、覚えるというか、想像するというか、とにかくおばかななので、実物があったほうが覚えやすいんですよね〜

誰かの体を使わせてもらえばいいんですけど。。

学生のときみたいにはいきません。

学生の皆さん、友達の体をどんどん触れるのは、今のうちですよ〜!

icoach at 20:11コメント(0)トラックバック(0) 

2007年02月14日

訪問リハビリうけようかな‥

訪問リハビリに行った時のこと。

今日は雨でした。

利用者さん雨だけどお元気かなーと思いながら、利用者さんちの駐車場にバックで入れようとしたとき、人影に気付きました。

傘もささず、両手を合わせておられます。

利用者さんのだんなさんでした。

「ごめーん、今日ここ使うから、そこ(道路)おいといてくれる?」

聞けば、そろそろ来るな、と思って、2、3分前から傘もささずにまってらっしゃった、とのこと。

おきますからっ

傘をさしてくださいっ

なんでささないんでしょう‥

さて無事、訪問リハビリがおわって、(やっぱり少しお元気ありませんでしたでした。)帰りがけに、とあるところへ寄りました。(さぼってたわけではありません!)

そこで、駐車場にバックしていれたとき‥


ん?ブレーキが利かない??


ブレーキを踏んでいるのに、車がさがるのが止まりません。

しかも、スピードは増しています。

まずいっとおもい、サイドブレーキも踏みました。ですが、止まりません。


ぶつかるっ


そう思ったとき、気付きました。





両サイドの車が同時に発進したことに‥




リ、リハビリしてもらおうかな‥

icoach at 22:01コメント(7)トラックバック(0) 

2007年02月12日

友人の結婚式に行ってきました♪

一昨日、友人の結婚式に行ってきました。

養成校のときの友人ですので、当然、理学療法士の友人です。
奥様は違う病院の看護師さんです。

とってもあたたかで、こころがこもっていて、なにより楽しい結婚式でした。

病院長や施設長、レントゲン技師、医療事務など、ここは病院?と思いたくなるようなメンバーに混じり、私たち理学療法士集団も飲んで、食べて、知らない方とお話して、とても濃く、幸せな時間をすごしました。

彼は温厚で、まじめで、面倒見がいい人で、理学療法の腕はともかく(笑)、ほぼすべての患者さまに好かれて困る、と上司の方が言っていました。

私たちは、場合によっては、患者さまに密着したり、手を握ったりすることもあるので、中にはそれを好意と捉えられる方もいるからです。

かくいう私も、何人かの方に、
「うちにこんかね?」
といわれたり、
「孫があんたとちょうどいい年じゃ」(なにに?)
といわれたことがありますが‥f^^;

ですが、彼は別格とのことで、三角関係(本人の意識は除く)ができたり、患者さまの中でとりあいになるくらいのいい男らしいんです。(私は慣れてますんで、そうは思わないですけど‥)

本人は、
「直接触る治療は必要最小限で抑えて、あくまで患者さま自身の運動で治療につなげたい」
とがんばっているらしいのですが、患者さまは触ってほしい、とのこと‥

「そのとおりだと思うけど、彼には難しそうだな〜」
と思っていたのですが、これで、患者さまたちも納得されるかも!?

だって、奥さんに悪いですからね^^



‥そんな好青年の彼も、お婿に行かれました。

最後の挨拶で、私をはじめ、同級生を見渡すと、泣いている子が多かったのが印象的でした。

icoach at 11:01コメント(0)トラックバック(0) 

2007年02月11日

私は理学療法士さんにリンクしました

私は理学療法士さんにリンクしました♪

私と同じように、訪問看護ステーションにおつとめのコダマさんのHPです。 (でも経験は私より数年上です!)

理学療法士の制度や業務や仕事、についてQ&A方式で書かれています。

とくに注目なのは、理学療法士をテーマにしたメーリングリスト(誰でも参加可能とのことです!)、理学療法を学ぶ学生さんや、掲示板など、主に交流を目的としたHPということです。

なかには100以上のレスがついている掲示板もあり、理学療法に関する掲示板としては、かなりすごいのではないでしょうか。あんまり変な意見もないし‥(○ちゃんねるとかと違い‥)

そうそう、コラムも必見ですよ♪

デザインもやっぱりこのブログと違い、カワイイですT^T

ちなみに、今、私は理学療法士の、バナーを張ろうとしているのですが、どうもうまくいきませんT^T

※追記

うまくいきました♪
やっぱり調べたらなんでもできますねv^^v


icoach at 22:24コメント(0)トラックバック(0) 

2007年02月10日

作業療法士リンク集さんににリンクしました!

作業療法士リンク集さんとリンクしました!

とてもキレイなHPで、雑然としたこのブログとはだいぶ違います^^;

いつか、あんなブログにしたいな‥

作業療法士になるための勉強法とか、理学療法と作業療法の違いを知るためには‥などなど、面白く実践的なページがたくさんです。

そして、なによりHPがキレイ!

作業療法士や理学療法士の養成校の受験用のリンク集も充実しています。
(相互リンクおねがいにあがりますっ)

また、作業療法士さんや、作業療法士養成校の学生さんへ行ったアンケート結果ものっています。

icoach at 08:12コメント(0)トラックバック(0) 

2007年02月08日

高次脳機能障害の方

高次脳機能障害の方って難しいです。

外見上は障害があるように見えないのに、脳の機能に障害があるからです。

利用者さんに、お若くして(といても6●才ですが)交通事故になってしまった方がいらっしゃいます。

この方は、服をどう着ていいか、時々わからなくなります。上着が裏返しだったり(これは私もよくやりますが)、前後ろだったり(これもよくやります‥f^^;)、ズボンに腕を通そうとされたり‥

他にも自分の左側への注意がなかったり(左半側空間無視といいます。)、少ししゃべりにくかったりしますけど、一番の困っていることは、着替えです。

この方の訪問で、今着替えの練習をしているのですが、いまひとつうまくいきません。

今日、作業療法士さんとお話していたのですが、脳損傷の方でお若い方、さらに高次脳機能障害がある方の理解って、社会的に得られていないのです。

この方の場合は、ご家族に理解がありますので、まだいいほうですが、就労年齢の方なんかは、周りに怠けといわれるらしいです。



厚生労働省の高次脳機能障害支援モデル事業というのがあるそうですが‥

今度紹介します。



それにしても、この方のことで作業療法士さんとお話させていただいたんですが、やはり脳は理学療法士より作業療法士ですね‥

icoach at 01:05コメント(0)トラックバック(0) 

2007年02月04日

作業療法士さんの訪問サービスメリディアナ ジャパンさんと相互リンクしました♪

作業療法士さんの訪問サービスの会社(と、いうことは社長さん!)メリディアナ ジャパンさんと相互リンクさせていただきました!

リハビリ病院での長年の経験と念密なカウンセリングののもと経験豊富な作業療法士が訪問サービスをしてもらえます♪アロマトリートメントもしていただけるみたいです!

私のちょっとした知り合いの理学療法士さんは、カラーセラピストの勉強をしていたそうです。やっぱり、セラピストはセラピスト領域に興味があります〜。

注目は、作業療法士のPEKOさん!

九州リハビリテーション大学校をご卒業され、なんと日本ボバース講習会8週間コースの脳性麻痺を受講され、認定セラピストの資格を持っておられます。

このボバースとは、リハビリテーション分野で活躍するPTやOTなら知らない人はいない(と思う)治療法です。

神経生理学や発達学などのさまざまな知識を組み合わせ、脳卒中や脳性まひなど、中枢神経系(脳や脊髄など)の病変でおこる運動障害を、上手に誘導することで治療する療法です。

ちなみに、九州リハビリテーション大学校は、今は無いのですが、(私も作業療法科を見学したことがあります)理学療法士・作業療法士養成校のもっとも由緒・歴史の両方をもつ学校の1つです。

私も非常に興味がありますが、研修が長期(1週間や2週間)もあり、休みをとれないのでいけません‥



icoach at 02:21コメント(0)トラックバック(0) 

2007年02月03日

スクール資格集合サイトバリュースタイルさんにリンクしました。

私が理学療法士になろうとしたとき、友達によく言われたのが、

「ん?」

と、

「なにそれ?」

でした。

当時(☆年前)は、理学療法士や作業療法士はおろか、リハビリテーションという言葉さえ、あまり聞かれませんでした(少なくとも、私の家以外の場所では。)。

言語聴覚士という国家資格にいたっては、まだありませんでした‥

当然、高校の進路指導の先生も、

といった顔。

それでも、進路指導室の棚を調べさせていただき、やっと資料がみつかる、というありさまでした。

高校の進路指導の先生も知らない、というのは私の高校だけだったかもしれませんが、世間の反応はだいたい上に書いた2つでした。

今は違いますね。

なんせ、柴崎コウさん(*^o^*) がTVで

「理学療法士になる。」

という時代。

こんなに便利なサイトがありました。

スクール資格集合サイト バリュースタイル さんです。

理学療法士や作業療法士はないですが、最近私も狙っている、ケアマネジャーや、福祉住環境コーディネーター福祉用具専門相談員の資料資料請求を一括でできちゃうんです!(欲張り?)

早速、試してリンクします♪

icoach at 00:07コメント(1)トラックバック(0) 
理学療法士の求人もありました♪


QRコード
QRコード