理学療法士と作業療法士の違い

2012年07月07日

理学療法士と作業療法士の違い4

理学療法士と作業療法士の違いは、以前にもこちらでご紹介しています。

アイの考えは大きくは変わっていません。


ですが、

・公益社団法人日本理学療法士協会(アイも会員です)
・社団法人日本作業療法士協会

でしらべると、「動画による説明」がありましたので、ご紹介します。



理学療法士については、公益社団法人日本理学療法士協会のホームページ(下の画像のページにリンクしてます)をご覧下さい。
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なお、このページの下の方に、たくさん動画へのリンクもありますので、見てみてください。


作業療法士については、社団法人日本作業療法士協会作成の動画がYou Tubeにありましたので、ご覧下さい。リンクすれば、すぐに作業療法士の説明の動画に行きます。


理学療法士と作業療法士の違いを学ぶことで、学校へ進学したときにも役に立つと思います。





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2007年04月19日

理学療法士と作業療法士の違いその3

作業療法士の先生の講習会にこの間行きました。

かなり有名な先生で、結構受講料も高かったのですが^^;

そこでとても印象に残った事は、作業療法士と理学療法士のアプローチの違いです。

理学療法士と作業療法士の違いについては以前2度ほど書きましたけど、またちょっと追加しときます。


作業療法士の先生は、こうおっしゃってました。

「理学療法士さんからみると、この動きは明らかに非効率的だし、治療的側面からみると、私も理論的にはおかしいと思う。ですが、作業療法士とはその人の意欲を引き出すこと人間なので、この動きを利用しているんです。理学療法士さんに理論的なことをいわれたら、わたしはあやまるしかないけどね。」

確かに、私も理学療法士としては、

「この動作はちょっとさせたくないな‥」

というような動作でした。

あくまで、その動きをされていた方が急性期や亜急性期(障害をうけてすぐの時)、回復期(障害の原因のケガとか病気が自然に良くなり、障害も回復していく期間)の理学療法をするとしたら、ですけど。

理学療法士は、動作を目的を達成する手段として治療します(そうですよね?)

自分で起きて家族と楽しくご飯を食べたい、というのが目的だったとしたら、その「起きる」という動作を練習したり、上手く起きられない原因(筋力がたりないとか、腕が痛いとか)を治療します。

ですがこの作業療法士の先生は、目的そのものを持つために、手段として動作を使う、とおっしゃっていました。


この先生の意図するところは、とても納得しましたし、在宅生活では、この先生のように作業療法士的なアプローチをすることもあります。



※作業療法士の方によって、考えは違うと思いますけど、ここではこの先生のアプローチの方法を作業療法士的と表現しています。友人の作業療法士に聞いてみたら、「自分は作業で引き出す」と言っていたので。



理学療法士として、私は動作を良くする事で利用者さまの意欲を引き出すことができたらいいな〜と思いますけどね。

理学療法士の三好春樹先生(生活とリハビリ研究所)のおっしゃっていることに近いのかな〜と思いました。(三好春樹先生に関しては、今度また書こうと思います。)

理学療法士と作業療法士の違いを強く考えるようになったきっかけ
理学療法士と作業療法士の違い

以前の記事
理学療法士と作業療法士の違い

理学療法士になりたい学生さん(特に高校生)にお勧め
理学療法士になる学校選び




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2007年01月18日

理学療法士と作業療法士の違い

理学療法と作業療法の違い


理学療法:物理的な刺激や運動療法を治療に用います。
物理的な刺激とは、温熱(あたためる)や寒冷(冷やす)、電気やレーザー、牽引、マッサージやストレッチなどです。

理学療法士は、これらの刺激を対象者に与える事により、対象の身体の部分(肩などの部位から、神経・筋といった体を構成するものについて)反応を引き出し、治療へつなげます。

例えば、肩の痛みをとるとか、筋肉の緊張をほぐして関節の動きを広げる事、などです。

運動そのものとは、筋力トレーニングや体力増強トレーニング、バランスをとる体操などです。これらの刺激により、必要な動作そのものを引き出したり、動作に必要な動きを得ます。

例えば、バッティングの時の体軸の安定性や、歩くのに必要な筋力などです。


作業療法:日常生活で行う作業や生産的な作業を治療に用います。

日常生活で行う作業とは、着替えや歯磨きや洗面から、遊びや手芸といった、生活で当たり前に行う作業全般です。

作業療法士はこれらのことを用いて、対象者の作業を行う身体的・精神的な能力を獲得します。



理学療法士と作業療法士の違いとは、その用いる治療手段が異なりますが、重なる部分も多くあります。

あえて違いを強調するならば

■物理療法は理学療法士が行う

ということと

■理学療法士と比べて作業療法士のほうが、精神的な障害を扱う比重が高い

というところでしょうか。

理学療法士は、精神的な障害を持つ方の理学療法を行う事もあります。そし<て、その結果、精神的な障害が良くなることもあります。

※精神的な障害とは、高次脳機能障害といわれるような、脳卒中や交通事故など、脳の損傷で起こる、脳の機能や、統合失徴症などの精神疾患、老化による認知症や、発達障害による知的障害などです。

ですが、これは結果的なものです。


作業療法士は、最初からその精神的な障害をターゲットにすることがあります。


その逆に、作業療法士は最初から階段昇降の練習を行う事はめったにないで
すが、作業療法の結果(例えば立位での作業訓練をした結果)、階段を上がることのできる筋力が得られたりすることがあります。


理学療法士と作業療法士の違いは理学療法士の学校に資料請求して調べるのもありです♪

リクルート進学ネットは学校の資料請求が便利です♪今7校以上資料請求すれば、500円の図書券があたるそうです。

今の受験生は恵まれてますね^^(パソコンとかも当たるみたいです。詳しくは、リクルート進学ネットで確かめてくださいね。)

この記事は、以前の記事を書き直してみました。

作業療法士さんからのご意見をお待ちしています。
あと、理学療法士や作業療法士を目指す学生さんにも、伝わったかなあ‥

新しい記事
理学療法士と作業療法士の違いその3

以前の記事

理学療法士と作業療法士の違い



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